庄司薫  

昭和44年第61回芥川賞受賞作家です
 受賞作品は「赤頭巾ちゃん気をつけて」
 その後「さよなら怪傑黒頭巾」「白鳥の歌なんか聞こえない」「ぼくの大好きな青髭」と薫クン四部作を書き上げる。

あとエッセイ等が数冊ありますが、もう30年以上「庄司薫」としては活動されていません。
 当時頭でっかちの文学少女だった私はすっかりはまってしまい、何を書いても「庄司薫」になってしまうため
文章がかけなくなってしまったことがあります。

そして30年たってふと読みたくなって読み返してみたら、「古くなってるかな」の心配は吹っ飛び(むしろ新鮮さを感じました)
またまた、はまってしまいました。
 30年たっても「庄司薫菌」はしっかり健在でした。
 意識していなかったけれどかなり影響を受けていました。ある種私の原点でもあります。
 あとがきが読みたい!それだけのためにすでに初版本を持っているのに文庫を買ってしまった。唯一の作家です。

02.10に中公文庫より四部作が再販されました。
「翌日読んでもらいたいあとがき」が加筆されていたり、カバーの絵が庄司薫氏のものだったりで、やっぱり買ってしまいました。
先行き不透明なこの時代、「庄司薫」は必要な作家ではないかと思います。
 もっと今の若い人にも読んでもらいたい作家ですね。