成巵(ソンヘラン)著「北朝鮮はるかなり」から転写。後列左が本人。韓国に亡命。 

 成巵艪フ妹、成尢ヤ(ソンへリム)はトップ女優だったが、金正日に見初められ妻として正男(ジョンナム)を産んだ。(前列右) 誕生時は金は車で待っていたがクラクションを鳴らし続けて狂喜したと言う。 その後正男は日本に不正入国し、強制送還された。その子供のころの写真である。

 後列中央は著者の子供南玉(ナムオク)、右は長男の一男(イルナム:韓国に亡命後、何者かに射殺された)
 金賢姫(キムヒョンヒ)1962年生まれ。1987年12月、金勝一(キムスンイル)と共に大韓航空機爆破事件で115人の生命を奪った。
 裁判では死刑を宣告された後特赦。現在当時取調べを行った係官と結婚して子供がいるが、所在は不明。
 金正日が女子高射砲部隊を視察した際の写真。両脇の女性隊員から腕を組まれている。この両女性は後で感涙にむせんだであろうことは想像に難くない。 
 ぼくはこの写真を見て嫌悪感を覚えた。

 




 
  ニュース報道で北朝鮮が出てくると、金村君を思い出す。少しも親しくなかったのに、北朝鮮でどうしているのかなあと、つい思いを馳せてしまうのである。帰ったと言えばNHK番組の「ぶーふーうー」(三匹の子ぶた)のオオカミ君(の声優だった人)もそうだったなあ。
 
 金村君とは山口県防府市の小学校時代に一緒だった。親しくはなかった。それどころか、ろくに口をきいたこともなかった。しかし何故か覚えている。
 女の子で、在日朝鮮人として彼らの部落から通学していた。おかっぱ頭で色の黒い子供だった。3年生の時、図画工作の時間に正月用の版画を作ることがあって、その時担任の先生から、彼女が作った版画がほめられたことを記憶している。彼女にとって授業でほめられたというのは恐らく最初で最後の「栄誉」であったのではなかろうか。
 

 下の写真は1981年当時の北朝鮮将軍金正日の近影。妻の成尢ヤ(ソンへリム)は金正日の浮気が原因で精神不安定になりモスクワで入院中(その後病死)。その姉の成巵(ソンヘラン)が正日の子供正男(ジョンナム)の家庭教師として同居を許された。(後列左) 後列他の2人は彼女の子供である。



                       


 その後ぼくは大阪に転校した。10年後に叔母を訪ねて山口を再訪した際には、彼女の部落は家屋はそのままで無人となっていた。叔母に訪ねると「朝鮮に帰ったんよ」ということだった。「地上の楽園」と喧伝された北朝鮮へ帰ったのである。
 そんな訳で北朝鮮には少々興味があるため、気の向くまま書いてみたい。





1.地上の楽園、北朝鮮に帰ろう!
 
 1959年からその「帰還事業」は始まった。日本と北朝鮮赤十字団体が「人道的事業」として在日朝鮮人の北朝鮮帰還を推進しようというものだった。しかし事実は楽園とはほど遠い国が待っていたのだ。しかも一度帰還したものはその後二度と日本には戻って来れなかったのである。
 当時日本のマスコミや左翼系知識人達は口を極めて北朝鮮を賞賛していた。「不足するものがない理想的な国家」「金日成主席(キムイルソン:当時の北朝鮮国家主席、現在の金正日の父)のもと、共産主義を実現した国」と言う触れ込みである。いや、今でも大手A新聞などは、北朝鮮の困窮ぶりは認めつつ、「・・・・だが、生活苦を語る少女の瞳は澄んでいた」とやっている。なぜか赤貧の少女の瞳は澄むのよね。

 朝鮮総連が窓口となって帰れ帰れと在日朝鮮人の祖国帰還を奨励した。そして最後になる1984年までに合計93,337人の在日(朝鮮人)と日本人妻が北朝鮮に渡ったのである。帰還し、現状を理解した人々の朝鮮総連に対する怨嗟は凄まじいと言う。また当時北朝鮮を実際に見て、客観的体験を書いたとされた「38度線の北」著者、寺尾五郎(日朝協会理事)などは、1960年使節団として再来訪した際、日本からの帰国者達に激しく詰め寄られている。現在わが国に残っている年輩在日の中には、未だに総連の喧伝を信じている人々がいる。彼らのよりどころとなっているのだろうが、考えてみれば恐ろしいことでもある。

 餓死者300万人、人口の一割以上が餓死している国だ。いや当時から決して豊かな国ではなかった。1961年、金日成は「白米を食べ、肉のスープを飲み、絹の着衣を ──」と言う当面の目標を掲げた。それから33年を経た1993年、同じ目標を年頭挨拶の中で述べている。(目標は達成されていないということですね)
 そして今、この国の貧困と暴政ぶりはまさに頂点に達している。「地上の地獄」である。日本で様々な差別を体験したであろう在日が「祖国」に帰還して更にひどい差別(帰還した人々は実は裏切り者として扱われる)と生活苦を強いられている。帰還在日の過半数は行方不明だと言う。その多くは政治犯として収容所に送られ、獄死したと言われている。日本で不完全ながら一度は自由を体験した人々である。約束が違ったり、筋の通らぬことに抗議するのは当たり前である。
 




2.その北朝鮮の現実 

 RENK(レンク=救え!北朝鮮の民衆:代表 李英和リヨンファ)が北朝鮮のヤミ市場の様子を隠しビデオに撮り、1998年12月21日に公開している。一部の内容はTVでも放映された。各新聞は申し訳程度の掲載、唯一産経新聞が一面トップの報道だった。金正日が激怒したと言うビデオだ。朝鮮総連は「あれは実は映画のセットで、人々は全部俳優を使ったものを、RENKが知らずに撮ったもの」というデマを流した。このような負け惜しみ的ウソを流布する性格はどこかの宗教団体とよく似てますね。

 雨上がりのぬかるみ、北朝鮮の10月、(真冬では零下20℃以下になることもある)ヤミ市をたむろするコッチェビと呼ばれる浮浪児グループが映っている。この子供達は両親と死に別れたか、捨てられたものである。ヤミ市の露店で人民兵達がトウモロコシのウドンを食べる時の「こぼれもの」を腹の足しにしようと集まったものだ。裸足のまま、風呂敷をまとったあるコッチェビは、栄養失調と空腹のためふらつきながら呆然と立っていた。水溜りのドロ水をよれよれのポリ袋ですくって飲もうとする女児、たまりかねて撮影者が「その水は飲めないよ」と言っている。

  


  
           
           いずれもRENKホームページから転載
       金正日激怒ビデオ「インサイド ノースコリア」の映像


 物資は豊富なヤミ市。殆どが中国製。だが値段が高すぎて一般人は買えるシロモノではない。米などは普通の労働者1ヶ月の収入(約80ウォン 当時日本円で4500円程度)では買えない。トウモロコシが1kg50〜60ウォン(当時のヤミ価格)もするのである。経済破綻で、わずかな食料配給は滞り(94年から配給停止、その後わずかな量だが再開されたようだ)賃金も支払われない状態では、家財を売るか、盗みを働くか、餓死するしかない。その点先の帰還在日はまだよい。日本の親戚や知人から僅かでも援助を乞えるからである。ただやっと着いた荷物は横領されて半分になっていることも珍しくないそうだ。
 今の日本は金を払ってうまいものを食い、電化製品や車を手に入れ、その結果脂肪をつける。そしてまた金を払ってその脂肪を取ろうとしている。浪費以外の何でもない。 実はぼくもその傾向にあるのだが ──。
 3年前、韓国の廃棄された年間「残飯」の総量が、北朝鮮の食料必要量を上回ったと新聞で読んだ。何とも言いようがありません。






3.そして欺瞞

 首都平壌(ピョンヤン)に住む市民は北朝鮮でもまだ恵まれている方だ。全てが地方に優先して扱ってもらえるのである。ちゃんと理由がある。また、平壌の一般成年男子は大卒で身長170cm以上であることと言う決まりがある。知ってました? 共産党幹部とその家族などは規格外でもOK。これはかなりの北朝鮮通でも知らないのでは・・・・。11回も行ったと言うベテランリピーターも、「何となく平壌市民は地方より体格がいいようだが・・・・」などと述べている。確かに彼の感想は当たっているのだ。かつてナポレオンが自分の部下を選定する際、鼻の高さで選んだ。レベルは同程度か。
 なぜ優先権を与えたり、このようなばかげた規制を設けたのか? これは為政者の見栄なのである。一国の首都は外国人がよく来る。旧東ドイツや旧ソ連、その他当時の共産主義国家からの要人や技術関係者が平壌を訪れるのである。そこで北朝鮮人民を少しでも大きく見せようとの魂胆なのである。このような見栄は他にも至る所で演じられている。外国人観光客が平壌のデパートに行った場合、事前に多数のサクラが準備される。彼らの本来の仕事はその間中断される。そしていかにも平壌市民が買い物をしているように装うのである。この国を外国高官が訪れた時は市民総動員で、道を掃き清め、沿道を埋め尽くして旗を振らせる。「この首都は全体が映画セットだ」と、ある観光客が言った。全部バレているのだ。
 まあ金正日は映画好きで監督までしているんだけど。





3.そんな金があったら・・・・

 2002年4月〜6月、北朝鮮を上げての「アリラン祭」があった。10万人を動員して盛大に行われた。彼らは空腹をかかえ極寒の夜遅くまで練習させられらそうだ。空腹で貧血のために倒れる女性が続出したとのこと。辛いからと練習を休もうものなら、その日の練習後の学習会で家族全員が吊るし上げを受け、「自己反省」させられる。そんな訳だから否が応でもやらざるを得ないのである。

 今回の祭りは韓国のワールドカップサッカー大会に対抗する意味もあり(日本と共同開催だけどね)、また金日成生誕90周年という節目でもあり、より強力に推進されたと聞く。金正日政権がいつ倒れるか分からない現状で、今度の「アリラン祭」は見ておくべきだろうと考え、ゴールデンウィークをにらんで、ぼくは旅行社をあたってみた。いや実はアリラン祭に名を借りて、ちょっと地方の現実を見てこようと思ったのだ。(実際には通訳兼見張り役が張り付く為、かなり困難だと言われている)周囲は止めた。「帰ってこれなくなるぞ」 確かにちょっとしたおかしな行為を取っただけで、スパイ容疑で何年か抑留される可能性はあった。ウーム、スポチャン講師、スパイ容疑で北朝鮮に拉致、本人は軽い旅行者気分で・・・・あまりカッコよくないか・・・・。
 日本旅行に聞くと大阪には北朝鮮へのツアーを扱うところはないとのこと。東京に内外旅行社と言う1社があるだけ。(その後インターネットで調べたら4、5社ありました)急ぎパンフレットを取り寄せようとしたが、FAXでの案内だけ送ってきた。北朝鮮を旅行するには、向こうの政府から「招待状」をもらわなければならないとか。どうせ2,3ヶ月かかるんだろう。間に合わない。何ちゅうこっちゃ!せっかく円を稼がせてやろうと思ったのに。料金は結構高い。確か5,6日で20万円以上かかったはずだ。大体やね、食えもしない国が大金を使うな!! 飯が足りて祭りをしろ!
 仕方がないからネットで旅行者の北朝鮮体験記を読んで、わずかに溜飲を下げたのだった。




4.媚(こび)を売る人民

 北朝鮮の欺瞞は枚挙にいとまがない。その最高峰は指導者に対する「媚(こび:気に入られようとへつらう事)」が露骨に行われることである。




 
 この写真でなぜ嫌悪感を覚えたのか。金正日に周囲が必要以上に媚びているからである。それは当局の強い指導なのだが、あらゆる文章や、人々の態度にも如実に表れている。金正日本人は自分が媚びられていることを知っている。人民を全く信用していないから、密告制度を施行し、厳格な懲罰を課する。このようにお互いが虚構を承知で暮らしていくなどとは何とばかげた世界なのだろう。露骨な媚には嫌悪感だけが残る。腕を取らなくともこの部隊におとがめはない。ならば何もここまで媚びる必要はない。その見苦しく浅はかな媚を承知しながらニヤけて受ける方も幼稚である。子供が喜ぶレベルだろう。指導者に対するあの長ったらしい枕詞にも閉口する。
 TVによく出てくる絶叫女性アナウンサーの柳さん。彼女は音大出身のもと女優であるが、クサイ演技が鼻に付くのである。あの陳腐な言い回しには、およそ「報道」というリアリティは感じられない。もっと普通にしゃべれよ。
 この露骨な媚は子供にも見られる。国外から来賓が訪れたときなど、全国から選抜されたであろう「エリートガキ」どもが何が楽しいのか満面こぼれるが如き笑みを浮かべながら楽器を演奏したり、踊ったりしている。時に首をかしげる様にして行うあの演技、あの姿を見るにつけ、媚びた演技をしやがって・・・・と思うのである。完璧に管理されたものは一種グロテスクでさへある。生きていない。みんな死んだ行動である。出演者の個性など微塵もない。
 うちの道場の子供達の仏頂面の方がよほど子供らしいと思うのだが、ひいき目か。




5.そして嫉妬

 1987年の大韓航空機爆破事件は、韓国のソウルオリンピック開催に当たって、北朝鮮が妨害工作の一環として決行した。しかし韓国政府の自作自演という推測も一部にはある。少々無理のある異説だし、オリンピックを控えた韓国にメリットがあるとは思えない。大方の見方は、金正日の韓国に対する激しい嫉妬心からこの事件が起こったとされている。筆者もそう考える。こんなことで藻屑と消えた人々は死に切れまい。
 




 金賢姫は外交官の父を持つ。したがって北朝鮮の平均的な暮らしよりかなりましなものだったと思われるが、それでもスパイ学校に行く1年以上前から 食事のおかずはキムチだけだったと記している。1980年前半だろうか。工作員の訓練を受けた後、日本の習慣を身に付けるため、例の李恩恵(リウネ:田口八重子)に指導を受けた。二人の共同生活という形で1年八ヶ月を暮らした。ちなみに韓国でキムヒョンヒと言っても通じなかった。キムヒョンニが近い。

 北朝鮮では一人が犯罪を犯すと親兄弟親戚まで収容所送りとなり、しかも三代に渡り処分が継続される。亡命者などはそれを承知で敢えて亡命したことになる。残った親族や親戚はたまらない。
 金賢姫の場合も例外ではない。彼女は正体が暴露した時は自決する(青酸ソーダ持参)よう義務付けられていた。しかし死ねなかったばかりか、韓国での取調べ八日目で自白したのである。親兄弟は今頃収容所送りとなっているだろう。
 ところで、鉄壁の訓練を積んだ工作員がなぜ短期間で自白したのか? 拷問などは一切行われていない。彼女の手記「今女として」によれば、ソウル市内を見物した時、車の多いこと、街や人々に活気があること、見事な夜景(電力が豊富である)などを目の当たりにして 北朝鮮で受けた教育が偽りであったことを悟ったと言う。更に航空機を爆破したことがオリンピック阻止になるのか そして阻止することが統一につながるのか 何回も自問したと言う。冷静に考えれば、意味のない大量殺人だったことは明白である。現にオリンピックは開催されたし、南北統一は進展していない。為政者のつまらぬ嫉妬心から発したものである。隣をねたむ前に己の襟を正すべきだろう。

 概して計画経済政策は非生産的な状態で終焉を迎えるようだ。東ドイツ、ソビエト然り。1976年、旧ソビエトから千歳空港にミグ25(当時最新鋭の戦闘機)で亡命してきたベレンコ中尉は、アメリカに渡った際、最も驚嘆したことが、コンビニでの物資の豊富さだったと聞く。今日の中国の繁栄は資本主義経済を導入したからに他ならない。マルクスの予言とは逆ではないか!

 旧ソビエト時代、レストランに入ると2,3時間待たされてやっと注文した料理が出てくるのが普通だった。ソビエトから日本の友人に会いに来た人がいた。日本のレストランに入って注文し、ものの15分で料理が出てきたのを見て 大変に驚き日本の友人に真顔で尋ねた。「このレストランではなぜ我々が来るのが分かったのか、なぜ注文前から客の注文する料理が分かったのか?」

 自分の住んでいる世界を基準に考えることはどこの国の人でも同じである。







6.不審船報道の真偽性について

 3年くらいまえになろうか、海上保安庁の巡視船が不審船を追尾し、機関砲で威嚇射撃をしたが 取り逃がしたことがあった。(不審船との銃撃戦で撃沈する前の事件)この時、ある北朝鮮専門家がニュース映像を観て 「あれはでっち上げだ」と発言したことがあった。その理由として、巡視船が機関砲を発射した際、銃口から出ている火花が連続しているのに飛んでいく弾はまばらであるから、あれは合成された映像だ と言うことであった。その後、他の不審船が自爆沈没し船体が引き上げられたことから、それが北朝鮮のものであることが証明された。
 彼はよく観察しているなと感じた。しかし間違っている。威嚇発射に使用されたのは口径20mmの機関砲であり、着弾すると炸裂する。機関砲の弾は通常「鉄甲弾」「普通弾」「焼夷弾」「曳光弾」の組み合わせで並んでおり、それが順に発射される。鉄甲弾は貫通能力が優れているもの、焼夷弾は着火能力があるもの、曳光弾は普通弾に薬品を塗り発射後光を放って弾道を目視確認できるようにしたもの なのである。従ってあの映像で弾が光って見えたのは「曳光弾」のみであり他の弾丸は見えない。銃口から出る火花はマズルファイアーと言うが、これが連続していても見える弾がまばらになるのは当然なのである。戦時中の夜戦などで多くの弾が見えている記録写真があるが、実際の弾の量はあの4倍飛んでいることになる。

 余談だが、ゼロ戦(21型)に搭載されていた機銃は7.7mm×2門と、20mm機関砲×2門 であった。20mm弾は当時の戦闘機の武装からして最大の口径で他に類をみない。前述のとおり炸裂弾だから、敵戦闘機に当たれば1発で撃墜できるほどの威力を持っていた。
 すごいと思うでしょう? だが実際役に立ったのは7.7mmだったのである! 20mmは当初携行弾数が少なく1門に50発づつの計100発。これではアッと言う間に無くなってしまう。しかも弾が重いので初速(弾が銃口を離れてすぐのスピード)が遅い。激しく動き回る空中戦では弾にGがかかり真っ直ぐには飛びにくいのである。だから命中しにくいわ、すぐなくなるわ でパイロットの評判は必ずしもよくはなかった。
 先日、米軍ヘリコプターからの実射映像を観た。場所はイラク、夜間なので暗視カメラによる映像だった。TVで何回か流れたので、ご存知の方もあると思う。人影が遮蔽物に隠れたとき、そこを狙って機関砲が発射されると、簡単にその遮蔽物は破壊され、人影も倒れた。ぼくはあまりの破壊力に驚き注意して説明を聞いていると、30mm機関砲とのことだった。そんなもの人間がまともにくらったら、たまったものではない。

 





 金正日は言う。「北朝鮮の無い地球は存在する意味が無い。北朝鮮が崩壊する時は全世界を破壊してやる。」 自己中の権化である。およそ一国の指導者が吐くべき言葉ではない。内部ではこれまでに幾度かクーデターや民衆の反乱なども起こっていると聞く。(先日4月22日の龍川駅爆発事件はテロなどの可能性は少ないと言うのが大方の見方である)
 コッチェビ達が満足に食える状態になるには、金政権が消滅し、臨時政府でも樹立しなければならない。このままでは金正日の次は、息子の正男(ジョンナム)である。国民の飢えをよそに日本にふらりと遊びに来て、税関で見つかり中国へ強制送還された。父が激怒した為、帰国できず一時勘当状態となった。その後、再度復権の足元を固めつつあると言う話である。
 あの正男。北朝鮮に未来は無い。金村君とオオカミ君は今何を考えているのだろうか。






     






















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                 金村君は北朝鮮に帰った





































































































































































































































































































































































































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