テナー・サックス 2 (K〜Z) (感想文の方はアルバムタイトルをクリックして下さい)        TOPページにもどる

演奏者 アルバムタイトル(録音年) コメント(ジャケットの印象、購入理由など)
【K】  Richie Kamuca  Richie Kamuca Quartet (1957) 本当に楽々と吹いている感じのテナーです
 Bob Kindred  Hidden Treasures (1994) Clark Terry、Grady Tate、Dave Samuelsら多彩なゲスト、どっしり腰の据わったバラードを
【L】  Ralph Lalama  You know what I mean (1993) George CablesがCriss Crossレーベルでピアノを弾くのは、意外に珍しい
 Harold Land  Harold in the land of jazz (1958) さすがに「不思議の国のアリス」は演奏していませんが
 West Coast Blues!(1960) Wes Montgomeryさえ地味に見えてくる渋すぎるメンバーがこれまた渋い曲を
 In New York-Eastward Ho!(1960) Kenny Dorham以外は名前を聞かない人ばかりですが、これも渋い内容です
 Yusef Lateef  The Three Faces of (1960) Hugh Lawsonがいたので。三種の楽器を吹くラティーフの三つの顔、そのまんまのジャケット
 Into Something (1961) こういう演奏をもっとやってくれたらなあと思わせられることしきり
 Metamorphosis (1992) メタリックなベースとドラムを従え、心赴くままに紋様を描く72歳。ヘタなパンクより唯我独尊
 Dave Liebman  First Visit (1973) 日本録音。ヒゲを生やしていないRichie Beirachの顔も珍しい
 Lookout Farm (1973) Beirachのアコースティック・ピアノと、Liebmanのテナーが激突するB面が凄まじい
 Charles Lloyd  Acoustic MastersT(1993) Lenny Whiteがプロデュース。名曲「Sweet Georgia Bright」の再演に惹かれて
【M】  Warne Marsh  ウォーン・マーシュのアルバムは、別の頁にあります
 Greg Mavin  I'll Get By (1986, 87) Warne Marshを思わせるスタイルがいい!共演のHank Jonesも素晴らしいサポート
 松本英彦  Sleepy (1976) 優しい節回し、フルートも吹く点でCllifrod Jordanを思い起こす
 Four Wings (1979) アクの強いサイドメンをやさしく見守っているような包容力を感じます
 Turk Mauro  The Underdog (1977) Hugh Lawson Trio、Al Cohnが参加。ベース、ピアノとのデュオによる未発表曲も見事
 Love Songs (1988, 90) 演奏を聴く限り、心根の優しい人だと思うのですが・・・
 宮沢昭  Green Dolphin (1982) もっと世界的に評価されていいテナー・タイタンだと思いました
Hank Mobley  Soul Station (1960) 「Remember」という曲を、このアルバムで初めて聴いたので、本来バラードとは思わなかった
 Work Out (1960) 自分にとっては、ここでのMobleyが彼に対するイメージの「核」となっています
 Another Workout (1961) 「Work Out」からGrant Greenが抜けた編成ですが、全く遜色ない内容
 J.R. Monterose  Body and Soul (1970) フロントの二人を差し置いて、ピアノトリオの情け容赦ない暴れっぷりは怖いくらい
 Lush Life (1979) Hod O'brien若い!男前! MonteroseとTeddy Kotickは老けた・・・
 T. T. T. (1988) ラストのMCが自嘲的に聞こえるのが、哀しいというか切ないというか・・・
Brew Moore  Brew Moore Quartet (1956) 悪魔的・怪奇的ジャケットとは全く裏腹な、スムースで粋な演奏
 Wild Bill Moore  Bottom Groove (1961) この人はテナーは勿論、ケンカも強そうだ
【N】  David Newman  Fire!(1988) Stanley Turrentine、Hank Crawfordら豪華ゲストを迎えてのライヴ
 Under a Woodstock Moon (1996) ストリングス、ヴィヴラフォンが入っても、年季の入ったコブシは変わらず
 Sal Nistico  Heavy Weights (1961, 62) 実力派テナーの二枚をカップリング。20歳前半とは思えない落ち着きぶり
 Just for Fun (1976) Joe Haider Trioをバックに、ワン・ホーンで溌剌と。欧州らしい緊張感がGood
 East of Isar (1978) 同じくJoe Haider Troで、こちらはトランペットのBenny Baileyとの双頭クインテット
 Neo Nistico (1978) アメリカ録音。Beehiveレーベルの有志が勢揃い、重厚なハード・バップを繰り広げます
 Empty Room (1988) 恐らくリーダー作としては最後の作品。「Inner Urge」など、ハードボイルドな演奏に痺れる
【P】  Houston Person  The Party (1992) オルガン・ギター・コンガがテンコ盛りのパーティ。胃の弱い人はご用心(うそ)
 Sentimental Journey (2002) 「大人のジャズで何か一枚・・・」と聞かれたとすれば、迷わずこのアルバムを推薦します
【Q】  Ike Quebec  Blue & Sentimental (1961) 1曲でSonny Clarkがピアノを弾きますが、Quebecもピアノをチョロッと弾いています
【R】  Dewey Redman  Tarik (1969) パリ録音。ドラムのEd Blackwellの強力サポートを受け、ミュゼットも吼えます
 Sam Rivers  Fuchsia Swing Song (1965) Rivers作品の中でも一番ポピュラー(?)な作品でしょうか。それにしても凄いメンバー
Sonny Rollins  Freedom Suite (1958) コワモテそうで実は優しいという感じ。ベースとドラムはどうか知らないけど(笑)
 What's New?(1962) 来日公演で必ずやる当たり曲「Don't Stop the Carnival」。Jim Hallとの相性も抜群
 Live in Japan (1973) Walter Davis Jr.がいないのが残念ですが、テナーの力感は圧倒的
 Horn Culture (1973) 「Love Man」はこの時期のロリンズの最高の演奏だと思います。W・デイヴィスも参加!
 The Meeting (1973, 1983) 1983年の東京ライヴ音源、何とPat Methenyとの共演とは! ガンガン飛ばしてます
 The Cutting Edge (1974) やはりバクパイプ奏者・Rufus Herleyとの競演が目玉。他のバラードもまた良し
 Charlie Rouse  Takin' Care of Business (1958) ハードバップの職人たちが揃い踏み。Randy Westonの曲をやってます
 Two is One (1974) 何とStrata Eastからリーダー作を・・・という驚きを軽く超える、ド変拍子サウンドに唖然
 Moment's Notice (1977) Turk Mauro 『The Underdog』と同じリズム・セクション。写真が渋い・・・
 Cinamon Flower (1977) 何を思ったかブラジル・フュージョン。Albert Daileyの名前に惹かれたのですが
 The Upper Manhattan Society (1981) ピアノはAlbert Daileyですが、John Hicksの代表曲2曲を演奏しているのが珍しい
 Social Call (1984) Red RodneyとのCo-Leader作。死を前にしたAlbert Daileyのピアノの美しさ!
 Soul Mates (1988) Walter Davis Jr.がピアノというだけで満足なのに、選曲も渋すぎて悶絶!
 Epistrophy (1988) 死の7週間前のラスト・ライヴ。余命を悟り、腹をくくった男の力強さといったら!
【S】  Pharoah Sanders  Sumun Bukmun Umyun (1970) 黒さ全開の濃いジャケット! でも演奏で目立ってるのはLonnie Liston Smithかなあ
 Journey to the One (1980) キーボードとコーラスの導入が「異界感」を出していて極楽気分。琴とのデュオも荘厳
 Rejoice (1981) 思索するのもいいけど、たまには踊ろうや、といったフットワークの軽さが良い
 Andy Sheppard  In Co-Motion (1991) 在籍していたGeorge Russell、Carla Bleyバンドが影響したサウンド。顔はジローラモ似
Wayne Shorter  Night Dreamer (1964) 演奏もいいがジャケットが素晴らしい・・・名曲の宝庫(ヴォーカルでカヴァーされる曲多し)
 Speak No Evil (1964) ジャケットの白い呪縛霊のような女性は、Shorterの当時の奥さん(日本人)
 Et Cetera (1965) Joe Chambersのドラムが大活躍。Shorterの最高傑作
 The Soothsayer (1965) 意外と少ない、Blue NoteにおけるShorterとTony Williamsの共演
 Adam's Apple (1966) 今やカヴァーする者が後を絶たない名曲「Footprints」収録
 Native Dancer (1974) ブロンソンの「狼よさらば」の挿入曲(Hancock作曲)も入っています
 Tad Shull  In the land of the Tenor (1991) Arnett CobbやJimmy Forrestに本当に心酔しているのがよくわかります
 Zoot Sims  Goes to Jazzville (1956) ボーナストラックが6曲も! 1曲でZoot自慢の(?)ノドを披露
 Down Home (1960) やたら掛け声が聞こえますが、ドラムのDanny Richmondでしょうか
 In Paris (1961)
 Recado Bossa Nova (1962) Stan Getzの「Jazz Samba」と同年の録音。ZootはGetzの代打だったのか?
 Zoot at Ease (1973) どうも「ローズマリーの赤ちゃん」とZootとはイメージが結びつかないが・・・
 In Copenhagen (1978) ライナーノーツにびっくりするようなことが書いてありました
 John Simon  Feauturing Don Patterson (1986) 単に、晩年のDon Pattersonのオルガンを聴きたかっただけ
 Hal Singer  Blue Stompin' Hal SingerとChalie Shavers。「大声コンテスト」なら優勝争い間違いなし!
 Sonny Stitt  Night Letter (1963, 69) オルガン・コンボでの2枚をカップリング。後者にはP・Martinoが参加
 武田和命  Gentle November (1979) 山下洋輔氏による悼辞のようなライナーノーツ、思い入れと友情がにじみ出て感動的です
【T】 Stanley Turrentine  Comin' your way (1961) 「Someone to watch over me」は何度聴いてもジンときます
 That's where it's at (1962) 巨漢ピアニスト、Les McCannとの一騎打ち! かと思われましたが
 Jubilee Shout!(1962) 最晩年のSonny Clarkが参加
 Suger (1970) 足指の間に砂糖?「足ウラ占い」のアノ人はこのジャケットからインスパイアされた(うそ)
 Cherry (1972) Milt JacksonとのCTI 作品、Jacksonも案外フュージョンに対応していますね
 植松孝夫  デビュー (1970) 若い頃の植松さんの風貌は「真面目なRichie Cole」という感じですね
【W】  Ben Webster  Live at the Jazzhus, Vol. 2 (1965) 思ってもみなかった形でこのアルバムに巡り合いました・・・
 Tommy Whittle  Why Not (1977) 全く知らなかったイギリスの人ですが、非常にバランスの良いアドリブの組み立て方
 Barney Wilen  Jazz sur Seine (1958) ジャンゴ作「Swing 39」の名演!Milt Jacksonがピアノだけを弾いているのにも興味津々
 Barney / More Barney at Club
 Saint-Germain (1959)
日本では永らく幻の名盤と言われていたそうですが、評判通りの内容で満足
Kenny DorhamやDuke Jordanらと渡りあうBarney、若さが弾けています
 La Note Bleue (1986) Barneyをモデルとしたコミックのサントラ、というユニークな作品。ギター入り
 Paris Moods (1990) 日本制作ですが、「You must belive in spring」をやっていたのでつい手にとってしまった
 Frank Wright  Uhuru Na Umoja (1970) アルト奏者・Noah Howardは分かるが、Art Taylorが何故フリージャズに!?
【Y】  山口真文  MABUMI (1981) ジョージ大塚さんのプロデュース。共演のT・Williams、K・Kirklandも今は彼岸の人・・・
 Lester Young  The Jazz Giants (1956) Bill Crow著「さよならバードランド」の巻末にある村上春樹氏の文章で、存在を知りました
 In Washington D.C. 1956 Vol. 2 落日を思わせるジャケット、内容も同じように
 In Washington D.C. 1956 Vol. 3 深みに沈潜するような暗緑色のジャケットを見ながら聴くと一層物悲しい

 もどる