第七十五番 五岳山
(ごがくざん) 善通寺(ぜんつうじ) 本尊 薬師如来

               創建年  伝 大同二年(807)
               開基   佐伯善通
                   所在地 〒765-0003 香川県善通寺市善通寺町3−3−1

              善通寺の由来は色々な文書から、空海の先祖による創建だとする伝えが古くから
             存在したことがわかる。境内からは奈良時代にさかのぼる古瓦が出土しており、寺は
             実際には佐伯一族の氏寺として創建されたのではないかと推定される。
             中世には足利氏、近世には高松松平家、丸亀京極家の庇護を受けて大いに栄えた。
             又、明治に入ると附近に陸軍基地が置かれ、軍都として発展した。現在も陸上自衛隊
             善通寺駐屯地がある。


             

        御詠歌 我すまばよもきえはてじ善通寺 ふかきちかいの法のともしび

         
        南大門:明治41年(1908)頃再建。間口7.6m、高麗門形式の    金堂(本堂):元禄13年(1700)再建。
          平唐門で桁行三間、梁間三間。一重、入母屋造、本瓦葺。
三間

                       
                       御影堂(大師堂):天保二年(1831)再建
              

            第七十六番 鶏足山(けいそくざん) 金倉寺(こんそうじ) 本尊 薬師如来

               創建年  伝 宝亀五年(774)
               開基   伝 和気道善
                  所在地 〒765-0031 香川県善通寺市金蔵寺町1160

             寺伝によれば、円珍(天台宗の僧で入唐八家の一人で、空海の姪の子息)の祖父で
            ある和気道善が宝亀五年に道善寺として創建され、延長六年(928)、醍醐天皇の勅命
            により地名から名前(金蔵郷)をとり金蔵寺と改名したとされる。
             又、明治期に陸軍善通寺第11師団長の乃木希典将軍が当寺に寓居されており、縁
            りの品が客殿に展示されている。


            

       御詠歌 まことにも神仏僧をひらくれば 真言加持のふしぎなりけり

        

                      

             

            第七十七番 桑多山(そうださん) 道隆寺(どうりゅうじ) 本尊 薬師如来

               創建年  伝 天平勝宝元年(749)
               開基   伝 和気道隆

             寺伝によれば、天平の頃この附近は桑園であった。当地の領主であった和気道隆が
            乳母を誤って射殺してしまった為、悲しんで桑の大木を切り、薬師如来像を刻んで堂に
            安置したのが起源であると云う。


            

       御詠歌 願いをば仏道隆に入りはてて 菩提の月を見ままほしさに

        

                       

              

            第七十八番 仏光山(ぶっこうざん) 郷照寺(ごうしょうじ) 本尊 阿弥陀如来

               創建年 伝 神亀二年(725)
               開基  伝 行基
                   所在地 〒769-0210 香川県綾歌郡宇多津町字山下1435

             寺伝によれば、行基が神亀二年に阿弥陀如来を本尊として開基。当初は道場寺と呼ば
            れていた。弘仁六年(815)に空海が伽藍を整備した。後に一遍上人が踊り念仏の道場寺
            とし、その頃に郷照寺に改称したと云う。


            

       御詠歌 踊りはね念仏申す道場寺 拍子をそろえ鉦を打つなり

         

                       

              
 

                          第七十九番 金華山 天皇寺へ